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事例検討会・研修会

平成29年7月21日(金)に行った『移乗』に対する質問を、
講師の 佐藤 一喜 氏に回答していただきましたので、ひとつの意見として、ご参考にしてください。

Q. 指示が入らない認知症の方の移乗→排泄動作
A. 口頭指示・ジェスチャーと何点か指示の方法に工夫をする、それでも入らない場合は出来る限り利用者に負担が
ないように素早く行う

Q. 重度の方の移乗
A. 移乗器具(リフター、トランスファーボードやシート)の利用をお勧めします

Q. 体型の大きい方、体重の重い方の介助
A. 移乗器具の利用、もしくは利用者の体の中に入って持ち上げる移乗方法を行う

Q. 身長差
A. 移乗器具の利用、もしくは利用者の体の中に入って持ち上げる移乗方法を行う

Q. 腰痛
A. 移乗器具の利用、行う前に自分の立ち位置の確認や移乗場所を確認する

Q. 職員に余裕がない
A. 移乗するときの時間を決めるなど時間配慮をする、移乗器具の利用

Q. 大柄な方が多い
A. 移乗器具の利用、もしくは利用者の体の中に入って持ち上げる移乗方法を行う

Q. 座位、立位のできない方の移乗方法(道具を使用せず)
A. 身体の下に手を入れて横スライドでの移乗方法(ゴミ袋を入れても滑りやすい)

Q. 下肢の踏み変えができない患者様の誘導がうまくできない
A. 立たせなくても移乗はいいので、足を止めてあげて移乗側にスライドしていく方法

Q. 意思疎通ができない人の移乗
A. 口頭指示・ジェスチャーと何点か指示の方法を工夫する、それでも入らない場合はできる限り利用者に負担が
ないよう素早く行う

Q. 自分の背が低く体格の大きな人を移乗すること
A. 移乗器具の利用、もしくは利用者の体の中に入って持ち上げる移乗方法を行う

Q. 背が低いので移乗は必ず2人で行うようにしている。1人で行える方法が知りたい
A. 移乗器具の利用、もしくは利用者の体の中に入って盛り上げる移乗方法を行う

Q. 環境物品が整っていない
A. ゴミ袋を敷くことで滑りやすくなる、ベッドの高さを変えるなどでも移乗時の負担軽減になる

Q. 機械浴のシャワーチェアーが大きく座面も高いので移乗したとき浅くしか座っていただけず落ちないか不安
A. シャワーチェアーの下にぬれてもいい踏台などを置くことで土台ができる

Q. ズボンを持って引っ張る介助をしている職員に注意ができない
A. 転ばせない手段としてズボンを持つことが多いので悪いとは言えないが、不快なため一度体験させ気づいて
もらってもいいと思う

Q. 職員同士での移乗方法が異なる
A. 用紙はカンファレンスなどで統一した方法を見えるようにする

Q. トランスファーの仕方を間違えると利用者様と介護者の不安要素で困っている
A. 用紙やカンファレンスなどで統一した方法を見えるようにする

Q. 足の変形などで立つことができない人の移乗(ベッドより低いところからの)
A. 移乗器具の利用、もしくは利用者の体の中に入って持ち上げる移乗方法を行う

Q. 移乗時の皮膚損傷
A. ごみ袋など使用して滑りやすくする、介助者は指に力を入れず手のひらで支えてあげる
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