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事例検討会・研修会

平成29年10月20日(金)に行った『認知症の方との関わり』に対する質問を、
講師の中西 早苗 氏に回答していただきましたので、ひとつの意見として、ご参考にしてください。

Q. 1人の帰宅願望が出ると、4,5人増えるため対応が困難
Aさんの例と同じように同じ事を何度も繰り返し時間ばかりが過ぎてしまう
同時に認知症の方が不穏になった時の対応
A. 原因となっている方と散歩に行ったり、気分転換にドライブに連れ出したりします。

Q. スタッフ皆が同じ対応ができないこと
A. 口頭では伝達に時間がかり、ミーティングノートなど使用しています。根気強く何度も検証と実践を重ねています。

Q. ゆっくりと時間がなく1人にかかわれない
A. 私たちも悩んでいます。。。

Q. 感情変動が激しい方への対応方法がわからない。
A. 投薬でのコントロールも視野にいれご家族、ケアマネなどに何度も報告や相談します。

Q. 帰宅願望や本人の思いが強く理由を伝えても拒否や話を聞かず受け入れが悪いこと、「帰る」と言われる
A. 玄関先で根気強くお話しを聞くこともあります。気を紛らわしに買い物に付き合ってもらうこともあります

Q. 帰宅願望や落ち着かれない利用者への対応
帰宅願望をモノ集め、物取られの対応。集団生活は日々何かと模索中
A. 本人さんの好きなもの、ことなどで気を紛らわす、時計が見えないところへ行くなど

Q. 作話対応
A. 共感もせず、否定もせず。オウム返しのような対話をこころがけます。

Q. 時間がなく、なかなか実践できない
A. 一度一人にポイントを絞って実践してみては。モニタリング担当の利用者さんなど

Q. 入浴が嫌いな方があり対応困難があります
A. タイミングなのか、温度なのか、恥ずかしいのか、濡れるのが嫌なのか、、、原因をまずみつけると対策が考えられるかもしれません。

Q. 認知症の方の対応で急に様子が変わってしまい対応をどうしたらよいか夜の中1人夜勤のためその人だけにつくわけにいかず困っています
A. 夜間は毎度続くようであれば受診時に眠剤などご家族より相談していただくよう相談してみることもあるそうです。

Q. 物取られ、精神障害の方への対応
A. もしかして、レビー小体性の認知症も考えられるため受診時に相談していただくようケアマネに相談してみては。。。
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