濵田暁彦医師 コラム No.100
2020/06/20(与謝野町くすぐるカード会発行「くすぐる vol.234」2020年7月号)

「くすぐる診療所」第100回目の連載に寄せて


この「くすぐる診療所」の医療コラム連載は、私が与謝野町診療所に週1回診療に伺っていた時期2012年の4月から連載を開始し、常勤の丹後中央病院の仕事が忙しくなり与謝野町診療所に伺えなくなった後にも読者の皆様からのご要望で継続させていただきました。
 途中に何度か体調を崩したり忙しい時期にも、当時の編集長「理容わだ」の和田匡司様、「美容室デビュー」の増田猛様、現在の編集長「三景印刷」の小林厚美様に大変ご尽力いただき、毎月欠かさず続けさせていただくことができ、今回8年4ヶ月目でちょうど100回目の連載を迎えることができました。ひとえに編集長ならびに読者の皆様の激励のお言葉のおかげです。その間くすぐるカード会様のご協力で、第1回-58回のコラムをまとめた冊子「くすぐる診療所」を三景印刷様から発刊することができ、こちらも大変感謝しています。

 当初は私の専門分野である消化器内科の「がん」=胃がん・大腸がん・食道がん・肝臓がん・膵臓がんなどを取り上げ、その内視鏡検査などの方法や、がんになりやすい生活習慣、統計データなどを用いて、なるべく年配の方から若い方までわかり易いことを目標に書いて来ました。
 また、がん以外にも話を広げて行き、動脈硬化・メタボ・脳卒中や肺気腫(COPD)と言った生活習慣病の予防対策を健康日本21の推進対策を軸にお話しさせていただきました。また、いくつかのテーマに関する連載も書いてきました。「『予防する医療』への意識改革を!」から始めて、「感染症の話」「胃瘻の話」「人工呼吸の話」「たばこの話」「お酒の話」「めまい」「耳鳴り」「睡眠の話」そして「人が『死別』と直面するとき」「がんとは何か?」「漢方の魅力」「看護師の心の深層」「腸内細菌の話」、最近はやはり「新型コロナウイルス感染症:COVID-19とは」ではまだ十分解明されていない日々更新される情報の山の中からも、皆様に最も大切だと思われる情報をいち早くお届けしたいという思いで書かせていただきました。
 私の診察を受けられる患者様が、「今回のくすぐる診療所コラム読みましたよ。とても勉強になりました!」と言って下さったり、積極的にがんの早期発見のための検査を受けたり、生活習慣の改善に努めておられる多くの読者の皆様に励まされて、今後も皆様のお役にたてる情報を発信して行きたいと考えています。

*これまでのコラムの記事は、丹後中央病院の以下のページに掲載しておりますので、参考になさって下さい。「丹後中央病院 医師コラム」で検索できます。 https://www.tangohp.com/hsp_dpt/topics/shokaki_column.html(コラム一覧へのリンク)

※「くすぐる診療所」は、与謝野町商工会「くすぐるカード会」の月刊フリーペーパーに寄稿しているコラムです。丹後中央病院とは、直接関係ありませんのでご了承ください。

執筆
濵田 暁彦

1974年京都府宮津市生まれ。1993年宮津高校卒業。1年間浪人生活を京都駿台予備校で送り翌年京都大学医学部入学。2000年京都大学医学部卒業後、京都大学医学部附属病院内科研修を1年行う。2001年京都桂病院内科に研修医として赴任。2002年京都桂病院消化器内科医員となり、2007年同副医長。2010年故郷である丹後中央病院消化器内科部長として赴任。現在丹後中央病院消化器内科主任部長兼内視鏡室室長、他に京都大学医学部臨床講師(2015年〜)、宮津武田病院非常勤を務める。モットーは「楽な胃カメラ」「痛くない大腸カメラ」。早期癌の診断治療(拡大内視鏡・食道胃大腸ESD)、胆膵管内視鏡ERCP、超音波内視鏡EUS、EUS-FNA等が専門。機能性胃腸症:FDや過敏性腸症候群:IBS、便秘などで苦しむ患者さんの治療や、様々な不定愁訴に対しても西洋医学(総合内科)と漢方医学を融合させた医療を実践中。また老衰や認知症に伴う肺炎などの終末期患者さんの看取りや、各種がんの終末期緩和ケア&看取りをこれまで多くの患者さんに行い、安らかな最期を迎えられるようチーム医療で取り組んでいる。

所属学会・認定医、専門医
日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会指導医・専門医、日本ヘリコバクター学会認定医、日本膵臓学会、日本胆道学会、日本臨床細胞学会、日本食道学会、日本肝臓学会、日本腹部救急医学会、日本時間生物学会、日本臨床腸内微生物学会、日本東洋医学会