平成26年度 研修医(地域医療研修)
研修期間:H26.10

2週間という大変短い期間でしたが、大変お世話になりました。また多くのことを勉強させて頂きました。
まず大腸ポリペクトミーを初めて見学させて頂きました。実際の手順など非常に勉強になりました。介助もさせて頂きました。器具の使い方は手先を鍛えるのに非常にいい練習になりました。器具の扱いに慣れてきたところで研修終了なのが非常に残念ですが、大変楽しかったです。
胃カメラもたくさん見学させて頂きました。正常粘膜と病変部位の違いもうっすらではありますが理解できたと思います。ピロリ菌の感染率も高いように思いましたが、患者層の年齢からきているのかと思いました。
健診異常での精査がかなり多くて驚きました。特に下部消化管ではほとんどがポリープでした。しかし大きなポリープでは、癌細胞がある可能性があるため、このような例でもひっかけられる便潜血検査は実用的なのかなと思いました。確実に大腸癌のみを拾えるような検査が将来開発されれば、大腸内視鏡の手間を省けたりできそうと思います。
外来見学でも、健診に混じって癌の末期など重症患者もいて、大変勉強になりました。
学生とも関わる機会がありましたが、ほんの少しの指導でもかなり難しく、教育とは難しいもので、またかなりの責任がいると思いました。

以上、大変短くて恐縮ですが2週間の感想を終わらせて頂きます。楠本先生、M田先生、内視鏡室スタッフの皆様、秘書課の皆様、丹後中央病院の職員様、大変貴重な経験をさせて頂きました。この経験を今後の人生に絶対反映させていきます。ありがとうございました。