平成27年度　研修医（地域医療研修）

研修期間：H27.6

�M田先生、日下部師長をはじめ2病棟スタッフの皆様方、内視鏡室の皆様方、丹後中央病院のスタッフの皆様方、1カ月間お世話して頂き、誠にありがとうございました。皆様のおかげで有意義な研修を送ることができたと感じております。

�M田先生にはたくさんの知識や手技を優しく教えて頂き大変勉強になりました。

今月は医師となってから初めての大学病院から離れた研修となり、今まで大学病院の医療だけを見てきた私からすれば今回の研修でたくさんのことを気づかされました。まず大学病院に比べて医師の数が少なく、今回研修させていただいた消化器内科では�M田先生一人で病棟管理、外来、内視鏡をこなしておられ、一人ですべての責任を負いながら医療を遂行していくのは大変な労力気力を要するものと感じられました。しかし、医師は一人ではありますが、看護師の方や技師さん事務の方との関係性が非常に良く、�M田先生に対するフォローを素晴らしく行えていたところが印象に残りました。大学病院では医師の指示がなければ看護師の方は動くことができないといった決まりのようなものがありますが、この病院では看護師の方一人一人が先のことまで考え、アセスメントとプランをもって動かれていることが医師は少ないながらも運営が行えている大きな要因であると思いました。また、ターミナルケアの方も多く、大学病院ではなかなか経験できない経験もさせていただきました。ターミナルケアをうまく行っていくには、患者や家族との関係性が大切であると思いますが、ターミナルケアをトラブルなく行えているのも患者やご家族と先生や看護師の方々の日々のコミュニケーションがあってのことだと感じました。

1カ月間という期間は短かったですが、丹後中央病院の方々はみなさん優しく、また患者も人柄のよい人が多く、楽しい研修をたくさんさせていただきました、ありがとうございました。