平成27年度 研修医(地域医療研修)
研修期間:H27.7

 濵田先生、日下部師長をはじめ内視鏡室のスタッフの皆様方、2病棟のスタッフの皆様方、丹後中央病院のスタッフの皆様方、2週間という短い期間ではありましたがありがとうございました。

 皆様方のお蔭で2週間という短い期間でも有意義な研修生活を送ることができたと思います。2週間、丹後中央病院消化器内科にて地域医療研修をさせて頂きました。病院の周りはとてものどかでとても住みやすい場所でした。

 濵田先生には内視鏡、手技の説明を丁寧にしていただきまた、実際手技をさせて頂く機会も与えていただき大変勉強になりました。

 私は、1年目は大学病院、2年目は市中病院のたすき掛けで1年目から2年目で環境が変わり順応するのに少々苦労が入りましたがこちらのスタッフの方々が大変気さくで話しやすく親切であったことからすぐに慣れることができストレスなく研修をさせて頂きました。

 私は濵田先生1人で内視鏡、外来、病棟、救急外来とこなしていらっしゃったのと見て大変驚きました。でもやはりおひとりではできることも限界があるので周りのスタッフの方々のサポートもあり医療が成り立っているのだと感じ、チーム医療の重要性を感じました。

 外来では内視鏡の苦痛を取るため鎮静下で内視鏡を行うなどの工夫を成されてました。私自身も内視鏡の経験はありますが大変苦痛なものでしたが、鎮静下で行うことで患者様の負担が減りスムーズに検査を行えるのだと感じました。内視鏡のスタッフの方々も熟練の方々ばかりで大変頼もしい方々ばかりでした。

 入院病棟では、先生が外来で行っている間は看護師の方々がある程度のアセスメント、プランニングをされているのを見て地域病院という人手が足りないという状況でスタッフの方々の一人一人の意識の高さに驚き、どういうように考えるかという意識づくりの重要だと感じました。

 こちらの地域柄、高齢者の方が多くターミナルの方が多かったので日頃経験できないことを学ばさせて頂きました。そして、その疾患に対して教科書、ガイドラインに沿って治療を行うだけではいけない、その患者様、ご家族にとってどのような最期を迎えるのが良いか、一番苦しくないようにすればよいかを考えなくていけないと当たり前のことではありますがその重要性を再確認できる良い機会となりました。

 2週間という短い期間で大変名残惜しいですが、私も将来地元での医療を考えておりますのでこの経験を生かし頑張ります。丹後中央病院の方々、本当にありがとうございました。