令和2年度 地域医療研修の感想
研修期間:2020.11

1ヶ月間に渡る丹後中央病院での研修を終えて、主に病棟業務及び内視鏡検査の見学をさせて頂きました。
病棟業務に関しては、急性期疾患の方から悪性腫瘍終末期で緩和医療を導入されている方まで、幅広い患者さんを担当させて頂きました。 普段急性期の患者さんを診る事が多い中で、緩和医療を導入されておられるような方の診療に携わらせて頂く経験は貴重なものだと感じました。 また印象的だったのは、初期研修医とはいえ一人の医師として扱って頂き、コメディカルの方々や患者家族の方々との関わり方は、普段の研修病院でのそれとは異なるものであり、こちらもまた貴重な経験となりました。
内視鏡見学に関しましても、悪性腫瘍のスクリーニングから緊急ドレナージ術等まで、こちらも様々な症例を経験させて頂く事が出来ました。主治医の濱田先生が殆ど全ての処置を担当されるという事もあり、幅広い疾患に触れさせて頂く事が出来たように思います。
少人数で全入院患者を担当するため多忙な毎日でしたが、スタッフの方々からの手厚い援助もあり、自ら判断し必要に応じて適宜上級医に確認するという一連の研修の流れが非常にスムーズに進むため、負担を感じる事もなく、非常に充実していたように思います。
短い期間でしたが、有難うございました。