タイ王国作業療法士 リハビリテーション科を訪問
2014/10/02
タイ王国 マヒドン大学作業療法学分野の講師(作業療法士)であるスパラク・ケムツォーン先生(Dr. Supalak Khemthong)が9月19日(金)当院リハビリテーション科を来訪されました。
スパラク先生は教育・研究交流のため名古屋大学に2週間滞在中で、当院では回復期リハビリテーションと地域連携について学ばれました。食事(箸)動作練習や入浴動作(湯船につかる)練習など日本独特の生活様式を考慮した作業療法を興味深く見学され、住環境評価・調整のための患者の自宅訪問(日本家屋)にも同行されました。
また、タイの作業療法について写真を交え当院セラピストにご紹介頂き、相互に交流を深めました。スパラク先生の障害や困難さを持つ人々のために取り組まれる姿勢やメディアを通した作業療法の啓発活動など、積極的なパイオニア精神は丹後地域のリハビリテーションを推進する上で大変参考になりました。