公益財団法人丹後中央病院

人間ドック オプション検査一覧

検査項目検査内容チェックする主な疾患料金
前立腺がん(PSA)検査血液検査(PSA)前立腺がん・前立腺肥大など3,300円
前立腺超音波検査
(PSA含む)
超音波、血液検査(PSA含む)前立腺がん・前立腺肥大など5,500円
動脈硬化検査ABI(血圧脈波検査)動脈硬化1,570円
頸動脈超音波検査超音波、ABI(血圧脈波検査)動脈硬化進行度・血管プラークなど7,330円
心臓超音波検査超音波虚血性心疾患・心筋症・弁膜症など11,000円
甲状腺超音波検査超音波、血液検査(FT4、TSH含む)甲状腺がん・甲状腺機能亢進症など11,000円
頭部MRI・MRA検査MRI脳動脈瘤・脳梗塞・脳腫瘍など27,500円
胸部CT検査CT肺がん・肺気腫・良性腫瘍など16,500円
腹部CT検査CT、内臓脂肪測定脂肪肝など16,500円
骨塩定量検査DEXA法(腰椎+大腿骨)骨粗鬆症4,500円
乳がん検査(マンモグラフィ)マンモグラフィ乳がん・乳腺線維腺腫など6,600円
乳がん検査(乳腺エコー)超音波乳がん・乳腺のう胞・乳腺症など6,600円
子宮がん検査(頸がんのみ)細胞診子宮頸がんなど3,300円

人間ドック オプション検査詳細

動脈硬化検査

動脈硬化検査とは

この検査で、血管年齢(血管のしなやかさ)・血管の詰まり具合がわかります。時間は約5分で終了します。

動脈硬化とは、血管が硬くなったり、血管の内側のコレステロールが沈着し血管内部が狭くなってしまう現象です。 そのため、脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症等を引き起こす原因となります。また、動脈硬化が原因となる疾患は日本人死因の27.8%を占めます。

まずは、血管の状態を調べてみましょう。

チェックできる主な疾患

脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化

冠動脈CT検査

冠動脈CT検査とは

造影剤を注射し、X線を用いて検査をします。冠動脈(心臓を取り巻く動脈)に狭窄や石灰化がないかなどを調べます。

狭心症や心筋梗塞、突然死につながるような重要な心疾患の発見に役立ちます。

チェックできる主な疾患

狭心症・心筋梗塞など

骨塩定量検査

骨塩定量検査とは

骨の状態(密度)を調べる検査です。元気に過ごしていても、 30歳を越えたあたりから体の中では老化が始まります。

生活の中で老化に気付く場合もありますが、 特に骨は危険信号を発することがありません。

骨が弱くなっていると、ちょっとしたことで折れてしまい、 骨折してから骨が弱くなっていることに気づく場合がほとんどです。

また、閉経後の女性の方、小柄、やせ気味の方、 運動不足の方、偏食、不規則な食生活の方はおすすめです。

チェックできる主な疾患

骨粗鬆症

頭部MRI・MRA

頭部MRI・MRAとは

MRIは脳全体の詳細な断面像を撮影します。まだ自覚症状が現れていない小さな脳梗塞や脳腫瘍、脳出血などを発見することができます。 また、その発生部位や大きさなどが詳しくわかります。

MRAは脳の血管を立体画像として写し出します。脳梗塞の原因となる脳動脈の狭窄や閉塞、 くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤などを見つけることができます。 高血圧・糖尿病・脂質異常のある方、喫煙される方、ご家族に脳卒中の方がおられる方におすすめします。

検査をうけるにあたって…

X線検査のように放射線を使用しないので、人体への影響はなく、 無痛の検査です。但し、検査中(約30分)に工事現場のような大きな音がするのと、 狭いトンネル(直径60cm)の中に入って検査を受けて頂きます。

チェックできる主な疾患

MRI :脳梗塞、脳腫瘍
MRA:脳動脈瘤、脳血管狭窄・閉塞

腹部CT検査

腹部CT検査とは

内臓脂肪の面積を測る検査です。 内臓脂肪面積が100cm2を超えると、近い将来、命を脅かす重大な病気にかかる可能性があります。
肥満と大いに関係する生活習慣病を予防するには、ご自分の内臓脂肪面積を把握することが大切です。

高血圧・高脂血症・血糖値の高い方、運動不足の方は一度この検査をお勧めします。 検査はCT装置でお臍の周囲を撮影し数分間で終わります。

チェックできる主な疾患

肝臓がん、胆道がん、膵臓がんなどの腹部臓器原発の悪性腫瘍。腹部、リンパ節の転移の進行程度 消化管穿孔、胆石、胆嚢炎、膵炎、黄疸、尿路結石、 解離性大動脈瘤、膿瘍、内臓脂肪または皮下脂肪 など

前立腺がん検査

前立腺がん検査(PSA検査)とは

PSA検査は血液検査で測定でき、前立腺がんを判断する最初の基準として非常に有効です。

PSAとは健常男性の前立腺から分泌される物質で、精子の保護膜成分のたんぱく質を分解して開放する役目があります。

通常PSAは血液中に流れ出ることはないのですが前立腺の疾病によって浸出して検査に反応するようになります。

男性の方は50歳を過ぎたら年1回はPSA検査を受けることをお勧めします。

チェックできる主な疾患

前立腺がん、前立腺肥大、前立腺炎など

甲状腺エコー検査

甲状腺エコー検査とは

甲状腺は、のどぼとけの下に位置し、蝶が羽を広げたような形をしている内分泌器官です。

この検査では超音波を甲状腺に当てて、甲状腺のサイズや形状、腫瘍の有無などを調べます。

また、血液中の甲状腺ホルモン、甲状腺刺激ホルモンの値を測定して、甲状腺のはたらきや異常を調べる検査です。

チェックできる主な疾

甲状腺がん、甲状腺機能亢進症、甲状腺機低下症

胸部CT検査

胸部CT検査とは

胸部CT撮影とは、胸部をらせん状にX線撮影していくCTのことです。 胸部X線では心臓や血管の後ろに隠れているがんを発見するのは困難ですが、胸部CTスキャンは心臓や血管に隠れた肺がんや小さな腫瘍を発見するのに有用です。

肺がんは、早期段階では自覚症状がほとんどないため、検診によって早期発見をすることが大切です。

※X線を使用するため妊娠中の方、妊娠の可能性のある方は検査が出来ません。

チェックできる主な疾患

肺がん、肺炎、肺結核、肺気腫、気管支拡張症など

前立腺エコー検査(PSA含)

前立腺エコー検査(PSA含)とは

腹部から超音波を当てて前立腺の状態を見る検査です。 前立腺がんは、欧米では頻度の高いがんですが、わが国では比較的頻度の少ないがんです。

しかし、食事の欧米化および高齢化にともない年々増加傾向にあります。 検診者の2%に異常が発見され、そのうち35%に前立腺ガンが発見されております。

チェックできる主な疾患

前立腺がん、前立腺肥大、前立腺炎など

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