回復期リハビリテーション病棟とは
当院は、2病棟96床の回復期リハビリテーション病棟を有し、病気やけがで治療が終了した回復期の方に対して、多くの医療専門職がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施しています。
チームの各担当スタッフが、寝たきりにならないように、「起きる」「食べる」「歩く」「トイレに行く」「お風呂に入る」など(これらを日常生活動作(ADL)という)への積極的な働きかけで、改善を図り、家庭復帰を支援していきます。
毎日患者様の状態にあわせて365日のリハビリテーションを実施し、実際の生活の場、生活時間帯に応じ、24時間を通して日常動作訓練を実施いたします。
入院期間は傷病名によって、日数が決められていますが、退院は患者様の状態に応じ、回復期チーム、ご家族と相談し医師が決定します。

回復期リハビリテーション病棟のご案内
■多職種によるチームアプローチ
■集中的なリハビリテーション
■家庭・社会復帰、寝たきり防止を目的に
■〜急性期と在宅をつなぐ再生の場所
家庭復帰への支援
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概要
病床数 | 回復期リハビリテーション病室 2病棟96床 |
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施設基準 | 回復期リハビリテーション病棟入院料3 |
リハビリテーションチーム
医師・看護師・看護補助・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・管理栄養士・医療ソーシャルワーカー合同でカンファレンスを行い、スタッフ同士密にコミュニケーションをとり、目標を共有し、共通したリハビリを提供します。

対応疾患
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症の発症もしくは術後 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む外部位外傷 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節・膝関節の骨折又は手術後 |
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後 |
股関節又は膝関節の置換術後の状態 |
病棟の人員配置(令和3年10月現在)
医師 | 看護師 | 看護補助 | PT | OT | ST | DH | MSW | |
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6病棟 | 2名 | 17名 | 10名 | 17名 | 6名 | 1名 | 1名 | 1名 |
8病棟 | 1名 | 17名 | 10名 | 18名 | 6名 | 1名 | 1名 | 1名 |