公益財団法人丹後中央病院

Nutrition department

栄養科のご紹介

栄養科は栄養管理係と厨房係に分かれており、栄養管理係では、入院患者様の食数管理、献立作成などの給食管理業務と、入院患者様の栄養管理、入院・外来患者様への栄養指導などの栄養管理業務を行っています。

厨房係では、入院患者様、外来透析患者様、当直職員、院内保育所の子供たちの食事を作っています。入院患者様に季節を感じていただけるよう毎月行事食も行っています。

栄養科 科長

スタッフと認定資格等

スタッフ(令和6年7月現在)

  • 管理栄養士:4名
  • 調理師:10名
  • 調理補助:8名
  • 事務員:1名

認定資格

  • 日本腎臓病協会認定 腎臓病療養指導士:1名
  • 日本糖尿病療養指導士認定機構認定 日本糖尿病療養指導士:1名 
  • 日本栄養治療学会 NST専門療法士 :2名
  • 日本人間ドック学会認定 健康情報管理指導士:1名
  • 京都府糖尿病療養指導士認定委員会認定 京都府糖尿病療養指導士:1名

入院中のお食事について

入院中の食事は医療の一環として提供されるべきものとしての位置づけがあります。それぞれの患者さまの病状に応じて必要とする栄養量の提供のために、管理栄養士と調理師が協力し合い、毎日の献立作成と調理に携わっています。

食事の種類

入院中の食事は、大きく分けると「一般食」と「特別食」があります。

一般食は、特別な制限の無い食事で「常食」と「軟菜食」があります。

特別食とは病気の治療に必要な制限をした食事で、「流動食」「半流動食」「潰瘍食」「糖尿病食」「塩分制限食」「腎臓病食」「肝臓病食」「膵臓病食」「脂質異常症食」「痛風食」「嚥下食」などがあります。

また、形態として、「ミキサー食」「キザミ食」「中キザミ食」「荒キザミ食」「普通食」「とろみ付き食」等患者様の摂食機能の状況に合わせた食事形態での提供も行っています。

行事食

当院では、患者様にお食事を通じて季節の移り変わりを感じて頂くため、四季折々の行事食を実施しています。

年間行事食予定
  • 2月「節分」
  • 3月「雛祭り」
  • 4月「春の行事食」
  • 5月「創立記念日」
  • 6月「入梅」
  • 7月「七夕」
  • 8月「地蔵盆」
  • 9月「重陽の節句」
  • 10月「秋の行事食」
  • 11月「勤労感謝の日」
  • 12月「クリスマス」

その他、「お月見」「冬至」「土用の丑」「半夏生」「ハロウィン」など患者様に季節を感じて頂ける様な献立を提供しています。

指導・教室・チーム紹介

栄養指導

栄養・食事指導は、入院・外来において主にエネルギーや食塩、脂質、たんぱく質コントロールに関して実施していますが、飲み込みが上手くいかなくなった方への料理の工夫なども指導しています。

個別指導では、患者様の生活環境に合わせた食事療養のアドバイスをさせて頂きます。

令和5年度 栄養指導件数
外来入院合計
胃・大腸疾患2157159
肝臓病19394
膵臓病23133
糖尿病316472788
腎臓病9752149
透析55775632
減塩24753777
貧血44
脂質異常症49121170
痛風101525
1137138
低栄養3737
その他2311
合計106224103472

外来栄養指導

主治医の先生またはスタッフにご相談ください。(栄養科に相談の上、随時受付)

NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)

NSTは病気に対する主治療とともに栄養面からも治療を行い、傷の治りを早くしたりする自然治癒力を高める栄養療法を行う医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、言語聴覚士、検査技師、事務など多職種のチームです。

入院時に栄養スクリーニングを実施し、栄養不足のリスクのある患者さまを早期に抽出後、チーム回診を実施し、一人ひとりの患者さまにとって適切な栄養療法を検討しています。

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